越後〔ECHIGO〕 ＤＣ急行 ＥＣ急行
大阪から北陸本線で、新潟まで運転してい急行列車。運転区間は大阪〜新潟間、1968年3月10日改正で、北陸本線に寝台特急日本海が新設され、寝台急行日本海はきたぐにと改称し、もともと大阪〜新潟間のＤＣ急行であったきたぐにが越後と改称されて誕生しました。
又これ以前に、上野〜新潟間の電車急行として、1963年6月1日から1965年10月1日までの短期間ですが活躍した前歴があります。このＥＣ急行越後は越路（こしじ）に改称され消えました。越後は、新潟県の旧名であり、行先が新潟の列車名としては、明解でした。
写真は、大阪駅で出発を待つｷﾊ58系越後、10号車のサボです。この列車には、和倉行きのゆのくにも並結されていて、1〜４号車はゆのくに、5〜１２号車は越後でした。
急行<越後>ｷﾊ58系ｻﾎﾞ 大阪駅にて 1968年頃 こーちゃん様撮影
写真は、大阪駅で撮影した11番ホームで出発を待つｷﾊ58系越後（右）です。この列車には、上記の様に和倉行きのゆのくに2号も並結されていました。又左の列車は大阪駅に到着したｷﾊ58系但馬1号です。この列車もみまさか1号を並結したいました。この様に、この頃はキハ５８系の急行列車が大阪駅で並ぶ姿が見られました。
DC急行但馬左ｷﾊ58系と並ぶ急行<越後>右ｷﾊ58系 大阪駅にて 1971年 筆者撮影
その後、急行越後は、1978年10月の改正で、ＥＣ特急雷鳥に編入され定期列車としては廃止されました。この越後は今も臨時列車として運転される臨時特急ふるさと雷鳥のルーツでもあります。